← 講座の全体マップに戻る
🗺️ 目次
はじめての確定申告 遭難しない登山地図 コースB 第2回

雑所得の申告実務

狙い副業の収入と経費を自力で集計できる
宿題今年の副業収入を1行で集計する
所要時間約45分

はじめに

申告に必要な数字は、突きつめれば2つだけ。
収入の合計と、経費の合計。
今日はこの2つを、むずかしい簿記なしで作れるようになる回です。


講義1:雑所得の中の2部屋・・・業務とその他

雑所得の箱の中は、さらに部屋が分かれています。
継続的に対価を得る副業(ライティング、配達、ハンドメイド販売など)は「業務」の部屋。
年金や貸株金利、暗号資産などは「その他」の部屋です。

副業はたいてい「業務」。申告書の入力画面でこの2択が出たら、迷わず選べるようにしておきましょう。


講義2:経費の物差し(コースA2の簡略版)

物差しは1本、「その支出は副業のために必要だったと説明できるか」。
説明できる状態=領収書+ひとことメモ。
生活と混ざる費用(スマホ代など)は、使う割合だけ按分します。


講義3:集計は「1行+3分類」で足りる

帳簿ソフトはまだ要りません。表計算やメモアプリで十分です。

年に1回この4つの数字が出せれば、申告書は書けます。


講義4:帳簿は"昇格の切符"

帳簿をつけて保存しはじめると、事業所得への道が開けます。
収入規模が小さくても、帳簿の保存があれば事業所得と認められやすくなる取扱いがあり、その先には青色申告の特典が待っています。

「この副業は育てる」と決めた日が、帳簿を始める日。
そのときはコースA1へ渡り廊下がつながっています。


✍️ 演習(10分)

今年の副業収入を、入金口座を見ながら1行で集計してみる。
経費はまだ空欄でOK。まず収入の1行が出せれば合格です。


📌 まとめ・宿題・接続

🗺️ 講座の全体マップ(全19回の目次)へ
※この教材は一般的な税制の解説であり、個別の税務相談ではありません。制度は年分によって変わります。具体的な判断は、税務署(国税相談専用ダイヤル 0570-00-5901)または税理士にご確認ください。本文は令和7年分の制度(作成時点:令和8年8月)に基づいています。
#はじめての確定申告 #遭難しない登山地図