第0回で地図を渡し、第1回で荷物(収入)の仕分けをしました。
ベースキャンプの最後にやるのは、地雷の位置確認です。
確定申告のこわさは、計算ミスではありません。
計算はあとで直せます。
こわいのは、"後から直せない選択"・・・締切と同時に固まってしまう選択です。
仕分けが済んだ今のあなたなら、13個のうちどれが自分の地雷か、ちゃんと見分けられます。
13個をよく見ると、共通点があります。
ほとんどが時間がらみだということです。
期限までにやる(事前申請・期限内申告)。
毎年続ける(連続申告)。
始まる前に選ぶ(口座・領収書)。
つまり地雷は、知ってさえいれば避けられるものばかり。
知らないことだけが、唯一の踏み方なんです。
1項目1行で確認します。詳しい解説は配布記事(地図編)にあります。
| # | 地雷 | ひとこと | 主な登山口 |
|---|---|---|---|
| 1 | 出し直しは期限内だけ | 期限後は修正申告・更正の請求という別手続き | 全員 |
| 2 | 損の繰越は連続申告 | 1年途切れたら消える | A・C・D |
| 3 | 数字は年分で変わる | 資料を見たらまず「何年分?」 | 全員 |
| 4 | 青色は事前申請 | 開業から2か月以内、またはその年3月15日 | A |
| 5 | 1日遅れで控除55万→10万 | 期限内申告が条件 | A |
| 6 | 開業前の領収書 | 捨てた分は二度と戻らない | A |
| 7 | 20万円ルールは所得税だけ | 住民税の申告は別に必要 | B |
| 8 | 会社に伝わるのは住民税 | 「自分で納付」の欄を知る | B |
| 9 | 特定口座の後出し不可 | 最初の申告に入れなかった分は追加できない | C・D |
| 10 | NISAの損は存在しない | 損益通算も繰越も不可 | C |
| 11 | 申告すると得とは限らない | 扶養・国保・非課税判定に波及 | C |
| 12 | 雑損控除に詐欺は入らない | 対象は災害・盗難・横領のみ | 全員 |
| 13 | 取得費なしは概算5% | 売る前・申告前に資料を探す | D |
地雷の多くは、1年の時間軸の上に並べられます。
期限は敵ではなく、地図の目印です。
線の上に自分の予定を置ければ、地雷はただの通過点になります。
記入例:
「地雷4/青色承認の申請/期限:開業から2か月=○月○日」
「地雷1/申告期限/来年3月15日」
○が3~4個ついていれば普通です。
13個全部に怯える必要はありません。あなたの山にある地雷だけ、見ておけばいい。
これでベースキャンプ修了です。
次回からは、あなたの登山口のコースへ。
A(開業した人)・B(副業の人)・C(株を始めた人)・D(相続した人)・・・自分の行程表だけ持って、登りはじめましょう。