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🗺️ 目次
はじめての確定申告 遭難しない登山地図 コースB(副業の会社員)第1回

20万円ルールの正体

狙い自分が申告必要かを、条件つきで正しく判定できる
宿題源泉徴収票を手元に用意する
所要時間約45分

はじめに

副業の税金でいちばん有名で、いちばん誤解されている言葉・・・「20万円以下は申告不要」。
今日はこのルールを分解して、自分がどちら側にいるのかをはっきりさせます。


講義1:ルールの正確な条件

正しい姿はこうです。
給与を1か所からもらっていて年末調整が済んでいる人は、給与以外の所得(収入から経費を引いた額)の合計が年20万円以下なら、"所得税の"確定申告をしなくてもいい。

チェックポイントは3つ。
給与が1か所か。年末調整が済んでいるか。そして「収入」ではなく「所得」で20万円を数えているか。
収入30万円でも経費が12万円なら、所得は18万円・・・ルールの内側です。


講義2:住民税という別ルート

このルールは所得税だけの特例です(地雷7)。
住民税に同じ免除はなく、20万円以下でも市区町村への住民税の申告は別に必要です。

手続きの入口は、お住まいの市区町村のサイトで「住民税 申告」と検索。
確定申告をした人は、データが市区町村へ回るのでこの申告は不要になります。


講義3:申告した"ほうが得"なケース

義務がなくても、申告すると得をする典型があります。
副業の報酬から源泉徴収(あらかじめ税金が天引き)されている場合です。

所得が小さいうちは、天引きされた税金の一部または全部が申告で戻ってくることが多い。
「不要」と「損得」は別の話・・・ここを分けて考えられると、判断が一気にクリアになります。


講義4:申告する年は、全部載せる

医療費控除やふるさと納税などで確定申告をする年は、この特例そのものが使えません。
申告する以上、20万円以下の副業分もすべて記載します。
「控除だけ申告して副業は省略」はできない・・・ここは間違いやすいポイントです。


✍️ 演習(10分):じぶん判定フロー

  1. 給与は1か所? 年末調整は済んでいる?(どちらか「いいえ」なら原則申告へ)
  2. 給与以外の所得は20万円を超える?(超えるなら申告へ)
  3. 超えない場合・・・今年、医療費控除などで申告する予定は?(あるなら全部載せる)
  4. どこにも当てはまらない場合・・・所得税の申告は不要。住民税の申告だけ忘れずに

📌 まとめ・宿題・接続

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※この教材は一般的な税制の解説であり、個別の税務相談ではありません。制度は年分によって変わります。具体的な判断は、税務署(国税相談専用ダイヤル 0570-00-5901)または税理士にご確認ください。本文は令和7年分の制度(作成時点:令和8年8月)に基づいています。
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