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はじめての確定申告 遭難しない登山地図 コースA 第3回

記録の技術・・・年末に地獄を見ない仕組み

位置づけコースA(開業した人)第3回
狙い月15分で記録が回り続ける仕組みを、自分の環境に作る
所要時間約45分(講義30分+演習15分)
宿題今月分だけ、3ソースを並べてみる

はじめに・・・予防接種の回

記録をためると、何が起きるか。

年末に、通帳とカード明細とネット購入履歴・・・3つの記録を突き合わせて、数百件を「これは事業?これは生活?」と選り分ける作業が待っています。
私はやりました。
二度とやりません。

今日はその予防接種です。
道具の話より先に、仕組みの話をします。


講義1:記録の三種の神器

  1. 事業用の口座
  2. 事業用のカード
  3. レシートの入れ物(プレ編P1で作った箱)

理想は、この3つに「事業のお金しか通らない」状態を作ること。
それでも通ってしまった私物は、A2で覚えた事業主借・貸で戻せばいい。

完璧を目指さない。
通り道を絞って、例外に名前をつける。それだけで記録は9割きれいになります。


講義2:月次15分の型

毎月、同じ日に15分。中身は3つだけです。

  1. 口座とカードの明細を、ざっと眺める(違和感チェック)
  2. 箱のレシートを出して、日付順にとめる。または撮影する
  3. 「?」と思った取引を、3つまでメモする

この「?」メモが、のちのち効いてきます。
山頂の回で作る申告ノートの種になるからです。

15分で終わらない月は、翌月に回さず、その場で30分に延長してください。
記録の借金には、利子がつきます。


講義3:道具はなんでもいい、続く形が正義

会計ソフト、表計算、紙のノート。
正解はありません。選ぶ基準はひとつだけ・・・毎月さわる気になるか。

AIに手伝わせるのも、いまは普通の選択肢です。
レシートの読み取りや勘定科目の下書きは得意分野。
ただし最終判断は、A2の物差しを持っている自分がします。
AIは仕分けの相棒であって、責任者ではありません。


講義4:年イチの棚卸し

月次15分に加えて、12月に1回だけ、全体を見る日を作ります。

月次15分×12回+年1回の棚卸し。
これで、A4で作る決算書の材料が"勝手に揃っている"状態になります。


✍️ 演習(15分):今月分だけ、3ソースを並べる

タイマーを15分にセットしてください。

通帳(アプリ)、カード明細、ネットの購入履歴。
今月分だけを開いて、事業の分に印をつける。以上です。

全部やらないこと。
今月分だけ。
「15分でここまでできるのか」という体感を持ち帰るのが今日のゴールです。


📌 今日のまとめ


📝 宿題(1つだけ)

演習の続き+月次15分の予定を、毎月同じ日にカレンダー登録する

次回A4は、いよいよ「決算書から提出まで」。
コースAの山頂です。

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※この教材は一般的な税制の解説であり、個別の税務相談ではありません。制度は年分によって変わります。具体的な判断は、税務署(国税相談専用ダイヤル 0570-00-5901)または税理士にご確認ください。本文は令和7年分の制度(作成時点:令和8年8月)に基づいています。
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