← 第21講 買い替えの考えどき へ戻る図解の資料室🖨 A3横で印刷⬇ PDF
車のカリキュラム / 第21講 買い替えの考えどき / 図解㉛

買い替え判断チャート ・・・ 「まだ乗れる」は基準にならない

判断すべきは「まだ乗れるか」ではなく「これから先も、この車に乗り続けるのがいちばん合理的か」です。書き込んで使ってください。
大きな修理の見積もりを受け取ったときに開く1枚です。壊れてから考えると、選ぶ時間がありません。
STEP 1 考え始める5つのサインあてはまるものに印を付ける・・・2つ以上なら、動き出す時期

1 次の車検が近い

車検の3〜6か月前になった

車検を通せば2年乗ることになります。その前がいちばん選択肢が多い あてはまる

2 修理が増えた

年に何度も工場に行くようになった

1つ直すと次が来る状態なら、部品全体が寿命に近づいています あてはまる

3 年数の区切り

初度登録から13年、18年

税が上がる仕組みがあります。年間コストを計算し直す時期 あてはまる

4 暮らしが変わった

家族が増えた・減った、転居、転職、免許返納

必要な車の条件そのものが変わっています。お金より優先されることも あてはまる

5 安全装備の世代差

自動ブレーキなどが付いていない

10年前と今では標準の装備がちがいます。家族の安全の話 あてはまる
STEP 2 修理するか、買い替えるか同じ年数で比べる・・・3年なら3年、5年なら5年でそろえる

A 修理して乗り続ける場合

今回の修理代
これから  年ぶんの維持費(図解⑯から)
この先も出そうな修理の見込み
Aの合計
整備士に聞くこと・・・「この車、あと2年乗るとしたら、ほかに何が来そうですか」。経験のある整備士なら見通しを話してくれます。その答えを足したものが、乗り続ける本当の金額です。

B 買い替える場合

次の車の年間コスト ×   年(図解⑯から)
いまの車を手放して戻るお金− 円
買い替えの手続きにかかる費用
Bの合計
手放す前に調べること・・・中古車の情報サイトで、同じ車種・同じ年式・同じくらいの距離の車がいくらで売られているか。自分の車の値段を知らない人は、手放すときに損をします。

判断のヒント・・・数字が近かったとき、どう決めるか

修理代が、その車の価値を大きく超える買い替えを検討する材料になります。ただし、その車でしか得られないものがあるなら別
修理すれば、あと数年は問題なさそう修理のほうが安いことが多い。車両価格の負担がないぶん強い
直しても、また別のところが来そう「1つ直すと次が来る」状態なら、出口を考え始める時期
安全に関わる部分の修理乗り続けるなら必ず直す。直さずに乗るという選択肢はありません
暮らしが変わった(サイン4)お金の計算より優先されます。条件そのものが変わっているからです

🏆 お金だけで見ないこと

お金だけなら、古い車に乗り続けるほうが有利になりやすい。車両価格の負担がゼロに近いからです。だからお金・安全・暮らしの3つで見てください。

💡 車検の前後で値段が変わる

車検を通してから手放すか、通さずに手放すか。手放したときの金額が変わることがあります。事前に相場を知っていれば、この判断ができます。

⚠️ 免許返納は元気なうちに話す

いつか運転をやめる日が来ます。「何かあったら」ではなく「どうなったらやめるか」を、追い込まれる前に家族で決めておく。これも車との付き合い方です。

書き込み用のシートです。修理の要否や見通しは実際に車を見た整備士の判断によります。相場や査定額は時期・地域・個体の状態で変わります。 車のカリキュラム 図解㉛ / © 2026 秋元進吾
この図解はA3横(420×297mm)の1枚ものです。スマホでは画面の幅に合わせて縮めて表示しています。「原寸で見る」で拡大、印刷とPDFはA3横のままです。