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車のカリキュラム / 第4講 メーカーの地図・世界編 / 図解④

世界の自動車グループ地図 ・・・ そのブランドは、どこの一員か

縦=グループ/横=本拠・傘下ブランド・得意分野・日本での見かけ方。憧れのあの車が、実は知っている会社の一員だったと分かります。
ドイツ フランス・欧州 アメリカ 日本 韓国 中国 その他
グループ一言でいうと
本拠
傘下の主なブランド太字=日本でよく見かける
得意分野力を入れている場所
日本での見かけ方買う人の目線で
フォルクスワーゲン大衆車から超高級まで抱える
ドイツ
フォルクスワーゲンアウディポルシェ/ランボルギーニ/ベントレー/シュコダ/セアト・クプラ
車台やエンジンの共通化。電動化にも大規模投資
輸入車の中心。販売店も部品も比較的そろっている
メルセデス・ベンツ高級車の基準を作った会社
ドイツ
メルセデス・ベンツ/AMG/メルセデス・マイバッハ
安全装備の先行と、長距離の快適さ
日本の輸入車で常に上位。中古の流通も多い
BMW走りで選ばれる高級車
ドイツ
BMWMINI/ロールス・ロイス
前後の重量配分と操縦性。直列6気筒エンジン
MINIは女性にも人気で台数が多い=維持しやすい
ステランティス欧米14ブランドの連合
オランダ/欧州・米
プジョーシトロエン/DS/フィアットアルファロメオジープ/マセラティ/ランチア/オペル/クライスラー/ダッジ/RAM/アバルト
小型車から本格四駆まで幅が広い。足まわりの味付け
フランス車とジープが身近。同じグループなので部品が共通のことも
ルノー・日産・三菱国境をまたぐ連合
フランス/日本
ルノー/ダチア/アルピーヌ/日産三菱
小型車と電動化。軽自動車の共同開発も
日産・三菱は国産扱いで買える。ルノーは輸入車として
吉利(ジーリー)中国資本で欧州ブランドを育てる
中国
ボルボ/ポールスター/ロータス/リンク&コー/スマート(合弁)
安全思想と電動化。北欧の設計を維持したまま投資
ボルボは日本で人気。中国資本だが開発はスウェーデン
タタインド資本の英国ブランド
インド
ジャガーランドローバー
悪路走破と英国流の内装
維持費は高めの部類。扱える工場を先に確認
現代自動車短期間で世界規模へ
韓国
ヒョンデ/キア/ジェネシス
電気自動車と装備の充実。価格の設定がうまい
日本では販売網がこれから育つ段階。中古相場は未成熟
BYD ほか中国勢電池から車まで自前で作る
中国
BYD/MG/NIO ほか
電池を自社で作れる強み。価格と装備
日本では乗用車の販売が始まった段階。整備網と中古相場はこれから
GM/フォードアメリカの二大メーカー
アメリカ
シボレー/キャデラック/GMC/フォード/リンカーン
大きな車体と力。ピックアップトラック
日本での正規販売は限られる。車体の大きさが最大の関門
テスラ電気自動車から始まった会社
アメリカ
テスラ
電気自動車と、通信で機能を更新する仕組み
販売も整備も従来のディーラーとは別の形。充電環境が前提

🔗 グループで見ると分かること

同じグループのブランドは、車台やエンジンが共通のことがあります。つまり整備の知識と部品が共通になる。憧れのブランドでも、身近な兄弟がいれば維持のハードルは下がります。逆にグループが変わったばかりの時期の車は、部品の流れが読みにくいことがあります。

💡 国籍より台数で見る

「外車は維持費が高い」は大ざっぱすぎます。正しくは、日本で売れている台数が多いほど部品が流通し、扱える工場が増え、中古相場も安定するということ。国籍の問題ではなく台数の問題です。

⚠️ 資本と開発は別のこと

ボルボは中国資本ですが開発はスウェーデンです。ジャガーはインド資本ですが英国で作られてきました。どこの資本かと、どこで誰が作っているかは別の話。ここを混同した書き込みが多いので注意してください。

出典:各メーカー・各グループの公式企業サイトほか。グループの構成や出資関係は動きます。買う時点で最新の形を確認してください。 車のカリキュラム 図解④ / © 2026 秋元進吾
この図解はA3横(420×297mm)の1枚ものです。スマホでは画面の幅に合わせて縮めて表示しています。「原寸で見る」で拡大、印刷とPDFはA3横のままです。